ご利用の流れ

カウンセリングのご予約

Future meの卵子凍結についてお客様に詳しくご説明し、卵子凍結の仕組みと
リスクについて知っていただくために、Future meでは個別カウンセリングを実施しています。
カウンセリングはお客様の個別の事情や問題を把握するための場でもあります。
カウンセリングは、卵子凍結に関して、お客様のあらゆる疑問や質問を解決する
ために、契約の前に必ず行なっていただく必要があります。
ご予約はホームページからお問い合わせいただくか、またはLINEで
ご予約いただいても構いません。
今はカウンセリングだけで、卵子凍結はそれから検討するという方も歓迎致します
ので、お気軽にご予約ください。

提携先クリニックにて診察・検査

卵子凍結のための採卵の前に、いまのあなたの状態を把握するために、
提携クリニックにて、診察と検査を受けていただきます。
この検査をすることによって、現在の卵巣や子宮の状態を確認することができます。
卵巣嚢腫やのう胞の有無、子宮筋腫や子宮頸がんの有無、
また卵巣年齢や、卵巣に卵胞がどれくらいあるか、感染症の有無が分かります。
この検査によって、1回の採卵数がどれくらい確保できるかの目安にもなります。
検査結果を反映させながら、採卵のスケジュールを組んでいきます。

採卵・卵子凍結

採卵サイクルに入る前にピルを飲んでいただいて、生理日の調整をします。
ピルには卵胞の成長を均等にする効果もあります。
採卵サイクルに入るとクリニックでの初診があり、状態を確認して卵胞刺激が
開始されます。卵胞刺激のお薬は飲み薬と、おへそ周りへの注射です。
毎日同じ時間に注射をしていただいて、卵巣の中の卵胞を育てていきます。
5日目と8日目にクリニックで卵胞の生育状況をエコーで確認して、
お薬の量を調整します。また8日目になると、卵胞の状態を確認しながら採卵日が
ほぼ決定されます。採卵日が決定されるとその24時間前にトリガーとなる注射
または点鼻薬を投与します。前日は飲食禁止です。
採卵日は全身麻酔、または部分麻酔によって、経膣で卵巣に針を穿刺する方法で
採卵をします。麻酔が覚めるまでリカバリールームで休息していただきます。
採卵が終わると、採取された卵子は胚培養士によって処理が施された後に、
2個単位または3個単位でストローというプラスチックの容器にいれられて、マイナス196℃で凍結保管されます。
採卵後には採卵後の経過を診るために1度受診していただきます。

保管施設に移送

クリニックで凍結保管された卵子は、クリニック内での手続きの後に、
凍結細胞情報と共にFuture meの保管施設に移送されます。
移送はドライシッパーという凍結細胞を移送する専用の容器を使って行われます。
Future meで使用するドライシッパーは海外移送にも使用可能な、高性能のドライシッパーなので、
途中で凍結卵子が融解してしまうなどのリクスはありません。またFuture meではお客様の大切な卵子を
個別にハンドキャリーで移送いたしますので、ご安心ください。
Future meの施設では、液体窒素が充填された凍結細胞保管専用のタンクで卵子を保管致します。
毎日人の目によってチェックされ、管理されておりますので、
長期間に及ぶ保管でも安心して保管することができます。

融解・顕微授精

卵子凍結から数年が経過し、いよいよ妊娠・出産できる環境が整った時が、
Future meに保管されていた卵子が目覚めるときです。
お客様の卵子は、お客様の通院している不妊治療クリニックまで
凍結された状態のままFuture meが責任をもって移送します。
クリニックに凍結卵子が到着すると、
胚培養士が卵子の融解プロトコルに基づいて卵子を融解します。
融解された卵子はお客様の配偶者、またはパートナーの方の精子を
顕微授精されます。受精卵ができたら、胚盤胞と呼ばれる状態まで、
5日〜6日インキュベーターと呼ばれる培養器のなかで培養されます。
ここで可能であればPGT-Aと呼ばれる着床前診断を行なって、
できた胚盤胞は移植に備えて再び凍結保管されます。

費用の目安

採卵費用は自由診療となるために、どのクリニックで採卵するかによって費用はことなります。各クリニックの料金体系に従って採卵費用をお支払いいただくことになりますが、以下が卵子凍結にかかる費用の概算となります